笠尾研究室はキャラクターを発想の基点として、そこから、いろいろな作品を作り出すことを試みている研究室です。
キャラクターにとって大切な要素であるビジュアル 性格 世界観を作りこみ、さらにそのキャラクターのもつ ミッションを考えます。しっかりとキャラクターを作り込むとキャラクターが自分から動き出しクリエーションの原動力になってくれます。
そして、キャラクターが作りこまれたら、このキャラクターをどのうよな作品で活躍させるかを考えます。作品としてはイラストレーション、アニメ、絵本、漫画、ライトノベル、フィギュア、グッズといろいろな展開が考えれますね。
さて、キャラクターは立体つまり三次元の体を持って活躍するわけです。いきなり、好きなポーズのキャラクターを描けるようになるのは難しいので、キャラクターの元になる動物や人間をまずはしっかりと描けるようになりましょう。
そのためには、スケッチ、基礎デッサン、美術解剖学、人体デッサイン、などを学んでおくと役立ちます。もちろん、私が1,2年生で担当する授業でもトレーニングは行いますので、必ず履修しておいてください。1年生では馬を描き,2年生では人体を描くために必要な知識とテクニックを学びます。
そして、いよいよ3年生になって研究室に入ったら、自分のオリジナルキャラクターを考え、それが活躍する作品作りに打ち込んでもらいます。
また、面白いキャラクターを作りそれを活躍させるためにも、日ごろから、面白いものを見つけたらそれをその場でスケッチしたり、キャラクターにしたりしておくことが大切です。
では一緒にキャラクター作りを楽しんでいきましょう。
コミュニケーションキャラクター 笠尾研究室 主任 笠尾敦司